1 : 線路= 1,000m / 高低差 271m / 最急勾配 31度18分 |
2 : 車両= 自重10.7t/ 最大乗車人員 135名 |
3 : 行き違い個所 |
4 : 鋼索= 直径42mm |
5 : 主索輪= 4.2m |
6 : 従索輪= 4.2m |
7 : 運転室 |
8 : 自動制御装置= 運転速度・秒速3.3M |
9 : 電車線= 照明、暖房に使用 |
10 : パンタグラフ |
11 : 誘導無線アンテナ= 電話、自動制御に共用 |
昭和2年 | ケーブルカー開通 営業開始 |
昭和19年 | 企業整備令(戦時体制)により 営業休止 |
昭和24年 | ケーブルカー 営業再開 |
昭和43年 | 大型ケーブルカーを導入 |
平成20年 | 新型ケーブルカー入替 |
平成26年 | 巻上機更新 |
ケーブルカーは昭和2年に営業が開始され、戦時中に一時休止したが、戦後昭和24年にいち早く復活した。昭和43年に全自動制御の近代的ケーブルカーに生まれ変わり、高尾山を訪れる多くの人達の足となっている。
最も急な所は31度18分、ケーブルカーの線路では日本一の急勾配で、車窓から見下ろす乗客は驚嘆の声を発する。
使用しているロープは安全率が十倍以上のものが使われている。万一切れたとしても、わずか2メートルほど滑っただけで止められる、強力な自動ブレーキがレールを挟み、安全に停止ができる構造になっている。
昭和43年 新造車両搬入風景
昭和43年 新ケーブルカーのテープカット
昭和23年 運転再開当時の車両
昭和2年 観月橋上のケーブルカー