『高尾山こけしまつり』開催中!12月9日(木)まで

いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
12月3日(金)より開催中の「高尾山こけしまつり」に、多くの方にお越しいただきありがとうございます。
今年も津軽こけし館のご協力による東北のこけし直売会のほか、2年ぶりにゲストをお迎えし、こけし製作の実演やトークイベントを開催いたしました。
今日は、その様子をご紹介いたします。

今回のゲストは津軽系こけし工人阿保六知秀さんで、ろくろ挽きと描彩の実演を行っていただきました。多くの方が一本の木から削り出されるこけしの姿や、丁寧に描彩していく様子に見入っていました。そして、当日、出来上がったばかりのこけしを手にしたお客さまの喜ぶ様子がとても印象的でした。

また、12月3日には初めての「高尾山こけしまつりトークイベント」を開催し、ゲストに阿保六知秀工人と津軽こけし館部長山田拓郎さんを迎え、弊社船江栄次社長(とてもこけしに詳しいんです!)の進行で、こけしにまつわるお話を伺いました。

阿保六知秀工人からはこけし工人になったきっかけ、そして、住み込みでの修行時代のお話や、伝統を受け継ぐお気持ちなどのお話があり、また、山田拓郎さんからは津軽こけし館で津軽系だけでなく東北のすべての系統のこけしを扱うことになったいきさつなどのお話があり、大変興味深い時間でした。

当日、参加者の皆さんには、阿保六知秀工人の息子さんで同じくこけし工人の阿保正文工人(2年前の高尾山こけしまつりのゲスト)が作成した、「ミニ山ガールこけし」のお土産がつき、トークとお土産での親子コラボとなりました。

そして、高尾山スミカ店内の高尾山こけしまつり会場では、東北全12系統(産地)1,400作品以上のこけしがずらっと並び、こけしファンのみならず、高尾山を訪れる観光客の方が一つ一つじっくりとご覧になり、産地による違いを楽しんでおられました。
小学生のこけし大好きな男の子、外国人の方でこけしを集められている方、偶然高尾山に遊びに来られたこけし工人のご家族など、たくさんのお客様からこけしにまつわるお話も伺えました。

また、こけし雑貨で人気のLynxtailさんによる手編みのこけし用の帽子も大変好評で、皆さん、こけし片手に帽子を合わせコーディネイトを楽しんでました。

高尾山こけしまつりは9日木曜日まで開催中ですので、高尾山にお越しの際は、ぜひ、会場の高尾山スミカにお立ち寄りください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

※なお、写真に掲載の商品の一部は既に完売している物もございますので、ご了承ください。

by:イクちゃん(津軽出身)